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押出成形セメント板「アスロックNeo」とは

押出成形セメント板「アスロック」とは

一人ひとりの欲しいを演出する 押出成形セメント板「アスロック」

よりパワーアップした「アスロック Neo」

アスロックは、ノザワが1970年に世界ではじめて量産化に成功した押出成形セメント板(Extruded cement panel 略称:ECP)です。軽量で強く、耐火性、耐候性、遮音性、耐震性に優れたアスロックは、オフィスビルや工場、倉庫などの外壁・間仕切壁などに数多く採用されてきました。

押出成形セメント板は国土交通省監修の「公共建築工事標準仕様書」などに記載されたほかJIS規格(JIS A 5441 2003)も制定され、これらに対応すべくアスロックは2004年9月に全品無石綿化を完了しました。

タイルや塗装を施した仕上げ品をはじめ、アスロックの魅力を発揮するナチュリアルシリーズ(素地仕上)や、押出成形の特性を生かしたグリッドデザインシリーズなど、意匠性の高い製品をラインアップさせたほか、労働力不足に対応したLS工法、抜群の水密性能を発揮するニューセフティ工法を開発。その他、レールファスナー工法、屋上目隠し壁工法などの各種工法、太陽光パネル、壁面緑化パネルなどの環境対応パネルを開発するなど、快適かつ意匠性の高いアスロックを提案し続けています。

アスロックは2017年6月に「アスロック Neo」に生まれ変わりました。

この度、2017年6月より、アスロックはさらなる進化を遂げ、より安全に、さらに強靭な性能を備えた高耐久性押出成形セメント板「アスロック Neo」として生まれ変わりました。常に次世代を見つめるノザワの新商品「アスロック Neo」にご期待ください。

押出成形セメント板「アスロックNeo」の特長

アスロックNeoで性能UPしたポイント

  • 暴風に強い

    暴風に強い押出成形セメント板「アスロックNeo」

    ・高強度

    素材曲げ強度約15%向上

    ・耐衝撃性

    約25%向上

  • 寒冷に強い

    寒冷に強い押出成形セメント板「アスロックNeo」

    ・凍結融解性

    300サイクル後、素材強度低下なし

  • 雨(湿潤)に強い

    雨(湿潤)に強い押出成形セメント板「アスロックNeo」

    ・吸水時曲げ強度

    パネル曲げ強度約10%向上

    ・表面吸水量

    約15%低減

    ・吸水長さ変化

    約20%抑制

独自の研究開発から日本初の量産化に成功した押出成形セメント板「アスロック」は、内・外装材に要求される幅広いニーズに対応できる特長を備えています。

従来からのアスロックの特長

  • 耐火性・遮音性

    建築基準法に基づく、外壁や間仕切壁に必要な耐火認定を取得しています。中空形状により、低音域から高音域まで安定した遮音性を発揮します。

  • 軽量

    中空形状のため、薄手・軽量で施工が容易です。高層建築物の基礎・構造部材が軽減できます。

  • オリジナル性

    設計意図や用途にあわせて、自由な表面形状のオーダーが可能です。

  • 仕上げの多様性

    均質感のある表面にプレーンな塗装を施し、シャープな壁面表現を実現しました。リブ模様やエンボス模様などのデザイン品、タイル張り品などもあります。

  • 素地仕上げ

    素材自体に防水性があるため、表面処理せず、自然な素材感を表現できます。(品種に限定があります。)

  • 長尺・幅広

    最大長さは5mまで製造可能です。働き幅は900mmと600mmを標準とし、用途に応じさまざまな厚さ、働き幅をご用意しています。

  • 無石綿

    環境に配慮した、石綿を含まない製品です。

  • 豊富な品種・多彩な実績

    豊富な品種で、設計者のイメージにあう意匠を表現できます。これまでも数多くの有名建築物に採用されています。

従来からの押出成形セメント板「アスロック900・600」「タスロック」「ストライプライン」

製造工程

押出成形セメント板「アスロックNeo」は、埼玉と播州の両工場で、最新の押出成形技術により生産されています。また、ISO9001:2000規格に基づく品質管理により、厳しい検査に合格した優れた製品だけをお届けしています。

押出成形セメント板「アスロックNeo」の製造工程

製造工場

アスロックNeoは埼玉工場・播州工場(兵庫県)の2工場で製造し、全国各地へ納材しています。

押出成形セメント板「アスロックNeo」の製造工場

基本性能

性能項目 性 能 値
(実験値)
設計基準値 JIS規格
(JIS A 5441)
試験方法
①耐外力
性能
曲げ強度 N/㎜2 20.6 17.6 17.6以上 JIS A 5441
「曲げ強度試験」による
表面吸水時曲げ強度
N/㎜2
18.1 ── ── 表面を48時間吸水させ、
吸水面を下にした
「曲げ強度試験」による
ヤング係数 N/㎜2 2.65×104 前後 2.65×104 ── JIS A 5441
「曲げ強度試験」による
衝撃強度 砂袋30kgfを2.5mから落下させ、割れ・貫通き裂がない 砂袋30kgfを2mから落下させ、割れ・貫通き裂がない 砂袋30kgfを2mから落下させ、割れ・貫通き裂がない JIS A 5441
「衝撃試験」による
②物性 素材比重(絶乾状態) 1.86 1.7以上 JIS A 5441「素材比重、含水率及び吸水率試験」による
含水率 % 6.2 ── 8以下
吸水率 % 10.4 ── 18以下
表面吸水量 g/m2 750(研削品) ── ── パネル表面を48時間水没させ水没前後の重量差により吸水量を算出
吸水による長さ変化率
縦:0.030
横:0.033
── 0.07以下 JIS A 5441「素材比重、含水率及び吸水率試験」による
透湿係数
ng/m2sPa
31.6 ── JIS A 1324
「建設材料の透湿性測定法」カップ法による
比熱 J/gK(cal/g℃) 1.13(0.27)
※含水率6%の場合
── 素材、断熱型熱量計による
容積比熱
kJ/m3K(kcal/m3℃)
2655(634)
※含水率6%の場合
── 60㎜品、比熱×密度による
③断熱
性能
平均熱伝導率
W/mK
(kcal/mh℃)
50㎜品 0.39(0.34) (JIS規格解説の参考値)
厚さ60㎜の製品で、約0.37~0.47W/mK
JIS A 1412-2「熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法
第1部:保護熱板法(GHP法)」による平板の値をもとに、計算により算出
60㎜品 0.43(0.38)
75㎜品 0.51(0.44)
平均熱抵抗値
m2K/W
(m2h℃/kcal)
50㎜品 0.13(0.15) ── 平均熱伝導率の値をもとに、計算により算出
中空部の空気層の熱抵抗値は、「平成25 年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説」に記載の密閉空気層の値を採用
60㎜品 0.14(0.16)
75㎜品 0.15(0.17)
平均熱
貫流率
W/m2K
(kcal/m2h℃)

50㎜品 3.60(3.10) ──
60㎜品 3.46(2.98)
75㎜品 3.37(2.90)
④耐凍結
融解性
耐凍結融解性 300サイクル終了時に、著しい割れ、膨れ、剥離がなく、かつ質量変化率2.3% 300サイクル終了時に、著しい割れ、膨れ、剥離がなく、かつ質量変化率が5%以下 200サイクル終了時に、著しい割れ、膨れ、剥離がなく、かつ質量変化率が5%以下 JIS A 5441
「耐凍結融解性試験」による
凍結融解後の素材曲げ強度
N/mm2
初期強度:22.9
300サイクル後:23.0
── ── 押出方向平板形状
(幅40×長220×厚14)の支持スパン180mm中央集中荷重による曲げ強度
⑤遮音
性能
60㎜品 TLD値31dB ── JIS A 1416
「実験室による音響透過損失測定方法」
75㎜品 TLD値33dB ──
⑥耐震
性能
(耐層間
変位性)
縦張工法 標準ロッキング工法 層間変位角 1/100rad
ロッキング上下変位量:
600 幅 6mm 900 幅 9mm
── JIS A 1414
「組み立られた非耐力壁用パネルの面内曲げによる変形性能試験」に準じる
センター
ロッキング工法
「Neo-HS」「LS工法」
層間変位角 1/100rad
ロッキング上下変位量:
600 幅 3mm 900 幅 4.5mm
横張工法 標準スライド
工法
層間変位角 1/100rad
スライド水平変位量:
600 幅 6mm 900 幅 9mm
⑦水密
性能
Pa
(kg/m2
縦張工法 アスロック
Neo-HS
平均2750(約275)
最大3500(約350)
── ── JIS A 1414
「水密試験」に準じる(パネル間目地シーリング材に強制的に欠損を設けた状態での試験)
ニューセフティ工法 平均2250(約225)
最大3000(約300)
──
ノンスリット
工法
平均2250(約225)
最大3000(約300)
──
LS工法 平均2000(約200)
最大2750(約275)
──
横張工法 ニューセフティ工法 平均2250(約225)
最大3000(約300)
──

※建物設計には設計基準値をお使いください。
※性能値と工場出荷時の数値は異なります。
※表中の「ヤング係数」と「凍結融解後の素材曲げ強度」を除く全ての性能値は、公的試験機関において性能評価試験を実施しています。
※性能値とは実験で得られたデータです。